『サピエンス全史 下巻』ユヴァル・ノア・ハラリ

色々な学問の本当に多様な視点から、人類『ホモ・サピエンス』のこれまでの歴史を網羅。

交易、宗教、帝国という概念の存在によって地球上の人類が一つの社会に統一された。そしてそれに欠かせないのが貨幣。それによって交易も活性化。資本の力が生まれ、これが原動力となりコロンブスアメリカ大陸発見でさえも成し遂げられたというのが驚き。

そして、このような流れで発展した『文明は人間を幸福にしたのか』という問い。考えさせられる。でもまあ今を生きる我々は自分なりの精一杯を生きよう。

ということなんだけど、やはり全生物を管理下におく人類としての責任を持ち、これからの地球を考えねば。というのと、やはり上巻から引き続き、自分のこれからの生き方を考えさせられた。